スターアニスの圧勝
第86回の桜花賞は、1番人気松山弘平騎乗のスターアニスが2馬身半差をつけて圧勝した。松山弘平騎手は2020年のデアリングタクト以来、2度目の桜花賞制覇、スターアニスは昨年の阪神JFでの勝利に続くG12勝目となった。
3番人気だった3連勝中のリリージョワがスタート前にゲートを飛び出して破損させ、外枠発走となる波乱の幕開け。それまで逃げていた同馬には厳しいレースとなったが、レースでも前に行けず後方3番手からの競馬となり見せ場なく11着に敗れた。
2番人気のドリームコアはスターアニスをマークするような形でレースを進め、抜群の手応えだったがそこから伸びなかった。鞍上のCルメールによると「左回りのほうがいいかも。それに距離ももっとあったほうがいい。」とのこと。オークス向きということだろうか。
4番人気、桜花賞歴代最多の5勝を誇り6勝目を狙った武豊騎乗のアランカールは、0.6秒差の5着。器用さに欠ける分、位置取りに手間取ったことが敗因のようだが、レース慣れすれば母シンハライトとの母子制覇も見えてくる。
勝ったスターアニスは「強い」の一言。実力的にはこの世代の牝馬ではひとつ抜けているかもしれない。しかし、血統や走り方からみてマイラーとの声が強く、オークスに向かうかどうかは微妙だ。能力だけで距離をこなしてしまう可能性もあるが、例えいいレースができたとしても合わない距離を走らせることは負担になるだろう。
予想の答え合わせ
「強かったですねぇ。そして、阪神JFでもスターアニスの2着だったギャラボーグが2着。前走のクイーンCが1番人気で9着に敗れたことから人気を落としていたようですが、僕は本線で買っていたのでかなり儲けさせてもらいました。先生はどうでした?」
『ああ、良かったねぇ。私は・・・取れる訳ないね。』
「そういえば、先生の予想【こない人気馬、くる人気薄】で今回【こない人気馬】して挙げたのがスターアニスでしたね。そりゃ馬券取るのは無理か。確か・・・スターアニスには死角が無さすぎるのが気になる、こういう時こそ来ないのが競馬だ。なんて言ってましたね。」
『まあ、それが来た訳だが、これも競馬ということかもしれないね。』
「2番人気のドリームコアの単勝オッズが3.1倍、勝った1番人気スターアニスの単勝オッズが2.9倍だから、ほぼ同じだけ人気してた訳ですから、先生の【こない人気馬】がドリームコアだったら(かっこよかった)んですけどね・・・」
『正直、本当はドリームコアこそ危ないとは思っていたのだよ。調教が酷かったという情報があったり、なのに直前の動きは抜群とか。そういった、情報が錯綜している時と言うのは絶対に何かあるのだよ。阪神コースも初めてだし、鞍上もレーンが乗ったりモレイラが乗ったりで、そして本番がルメールというのもね。』
企画そのものが危ない
先生と弟子っぽい二人に話をさせ、まるで先生が予想しているように装ってはいるが、もちろん、予想しているのはこのブログの作者である私である。そして、目標として80%の正解率というのを掲げているが、これでスタートから2連敗して、あとは8連勝してやっとノルマクリアである。
初回の大阪杯では「ダノンデサイル」がこないと予想し、微妙な3着という結果だったところ、「こなかった(馬連なら馬券外だから)と言えないこともない」などとゴマ化しているが、そもそも「こない」とは4着以下と大声で叫んでいたから、そんな言い訳は恥の上塗りである。
「惜しい~2着、3着、4着や~1着の馬が来てなかったら当たってたのに・・・」という、とんでもない言い訳をしていた人を競馬場で見たことがあるが、それと同じくらい恥ずかしい言い訳である。なお、その競馬場で見たことがある恥ずかしい人と言うのは、実は自分のことだ。
さて、この企画大丈夫なのだろうか。「こない馬」と宣言した馬が3着、1着ときて、次は心機一転「くる馬」を予想するのも一手だが、1~3番人気を「くる」と言っても「そりゃそうだろう」と言われるからやはり5番人気以下の馬を「くる馬」と宣言して、3着以内、いやそこは1着にくるくらいでないとダメだろう。
ただ、そもそも本命派の私に穴馬予想はハードルが高い。今回の桜花賞で3着に入った12番人気のジッピーチューンくらいの穴馬を当てればかっこいいが、レース前に「ジッピーチューン」の「ジ」の一文字さえ頭の中には入っていなかった。さて、来週の皐月賞はどうか。楽しみ・・・というか不安しかない。

