複利と1235法
前回、私の考えた必勝法、複利を1235法を組み合わせたものを紹介した。ここで具体的に説明すると、例えば3,000円の資金でスタートした場合、3,000円を10%増やして3,300円にし、その3,300円を10%増やして3,630円にする…というのを繰り返す(複利)のに、転がし馬券のように資金を全額賭けないで、1235法を使うという方法だ。
まずは資金3,000円に対して賭け金を決める。例えば100円としてみよう。これを2倍になるように賭ける。単勝の2倍でもいいし、枠連の2倍でもいい。これが当たれば100円が200円になり、儲けは100円だから、資金は3,100円になる。
当たった場合は1235法に基づき、次も同じように2倍になる賭けに200円賭ける。これが当たれば200円が400円になり200円儲けるから、総資金は3,300円になる。これで3,000円を10%増やして3,300円にすることができた。
そして、最初の100円が外れた場合はどうするかというと、1235法に従い、また2倍になるような賭けに100円賭ける。これが当たると100円が200円になり100円儲けるから、資金は3,000円に戻る。そして次は1235法に従い、同じように2倍になる賭けに200円賭ける。
とにかく、1235法に従い賭けを続けていき、資金が10%増えるまたは前もって決めた損切り額まで続ける。これを繰り返していくという方法であるが、まずは前提として2倍となる賭けに賭け、その賭けに対して50%の勝率が必要となる。
勝率50%でも勝てる
それだと、いわゆるマーチンゲール法(当たるまで賭け金を倍にしていく方法)と同じところ、マーチンゲール法では賭け金が青天井となり、100円からスタートしても200円、400円と倍々にしていくとたったの10回目でその時の賭け金は51,200円まで膨れ上がってしまう。
しかも、そこで当たっても100円の儲けしかない。51,200円賭けて2倍の102,400円の払い戻しがあるが、通算で102,300円投票しているからである。一方、1235法の場合は、同じように10連敗しても負けの通算額はたったの1,000円である。
また、1235法では勝率が2倍の賭けで勝率が50%でも勝つことができる。普通なら、2倍の賭けで2分の1で勝ち負けだから、プラスマイナスゼロになりそうだが、1→2→3→5と資金を賭けることでそれが可能となる。
この1235法では、連勝すると一気に儲けが増えるため、例えば10戦して勝率5割の5勝した場合、最初の賭け金が100円だったとき、5連勝5連敗なら700円勝つし、5連敗5連勝なら1,100円勝てるのだ。ただし、勝ち負けを交互に繰り返すと〇×〇×〇×〇×〇×の場合で500円負け、×〇×〇×〇×〇×〇で400円負けとなる。
おおむね、こんなところだが、いくつか問題点があったり、設定金額などをいくらにするかも悩むところである。まずは問題点から。
問題点など
・ 2倍となる賭けが前提であるが、ルーレットなどと違い、競馬の場合はオッズが動く。
これはマーチンゲール法の場合は致命的である。例えばさっきの例でいうと、9連敗した10回目の賭けで51,200円賭けて当たったのはいいが、2倍のつもりが1.6倍しかつかなかった場合、8万少しの払い戻しとなり、勝ちになるはずが2万負けになってしまう。
しかし、1235法の場合はそこまで厳しい状況にはならないし、マーチンゲール法と違って当たったら終了ではないので、同じ賭け額で次のレースに賭けるとか、当たったとした場合の次の賭け額で挑むなどの方法が取れる。
これは実は配当が2倍以上であっても同じで、結局は目標の勝ち額まで続けるということ。後述するが、そもそも設定を2倍から3倍に上げる(勝率は下がってもいい)とか、逆に1.8倍(勝率は60%くらい必要か?)にする方法もある。
・ 損切りをいくらにするか。
勝ちの目標を10%とした場合、逆に損切りを何%にするか。損切り額を設定せずに回数や日にちで切ってもいいが、気持ちを切り替えるためにも損切りを設定したほうがいいと思うがこれは難しいところ。
・ そもそもの設定はいくらが適切か。
最初の資金を3,000円とした場合、目標の勝ち額を10%としているが、5%でもいいかもしれないし、そもそも3%~15%というように幅をもたせる、または目標は設定せず、1日単位で切る方法もある。
また、勝ち額を10%とした場合、賭け額はいくらが適正か。資金が3,000円、勝ち額目標が10%(300円)の場合、賭け額は100円がいいのか、200円がいいのか、300円がいいのか。
2倍の賭けで50%の勝率、1.6倍の賭けで66.6%の勝率、3倍の賭けで33%の勝率、どれが適切か、または自分に合っているか。
これらは試していく必要もあるが、まずは最初に設定する必要がある。

