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日本の冠名 第2回「冠名の由来」

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カルストン

日本の冠名シリーズ、第1回「マチカネ」に続き2回目は何がいいかと悩むところ、パッと思い浮かんだ2004年スプリンターズSの覇者、カルストンライトオの「カルストン」が気になり、冠名なのは知っているが、その由来が分からないものを取り上げてみることにした。

第1回「マチカネ」

その「カルストン」だが、これは馬主の清水貞光さんの会社、株式会社清水工務店で取り扱う「軽石」、「かる」+「石=ストーン」から「カルストン」ということらしい。石がストーンではなくストンなのは、言いやすさからだろうが、これはタイヤメーカーのブリヂストンの由来が創業者の石橋正二郎の石橋をひっくり返した「ブリッヂ」+「ストーン」から「ブリヂストン」としたのと似ている。

ちなみにカルストンライトオは、冠名の「カルストン」+貞光の「光」=ライト+王=オーで、カルストンライトオーとなるところ、馬名の9文字制限によりカルストンライトオとなっているが、これはマチカネタンホイザとか、オウケンブルースリと同じ、冠名文字制限あるあるである。

馬名の由来

なお、「マチカネ」は前回書いたように「豊中市待兼山」(まちかねやま)から、「オウケン」は経営する道場「桜拳塾」(おうけんじゅく)がその由来という。

ゼンノロブロイの「ゼンノ」は、馬主の大迫忍氏の経営する地図で有名な「ゼンリン」からというが、夫婦で馬主となっており、奥様の大迫久美子さんの馬はダイヤモンドビコーなどの「ビコー」が冠名で、これは名前の久美子の後ろ2文字「美子」の音読み「ビコ」からきている。

元祖葦毛の怪物、タマモクロスの「タマモ」も会社名から来ているが、その由来は「玉藻城」というお城から。聞いたことない城だと思ったらこれは「高松城」の別名で、万葉集で柿本人麻呂が讃岐国の枕詞に「玉藻よし」と詠んだことから、そのあたりを玉藻の浦と呼んでいたことに因んでいるらしい。

デルマソトガケ、デルマルーブルの「デルマ」は、馬主浅沼廣幸が開設した「浅沼皮膚科医院」からきているが、これは難しい。なんと、英語で「皮膚科」を意味する「dermatology」(デルマトロジー)からデルマをとって冠名としている。馬の名前に「皮膚科」とは、馬なのに「ゴリラ」以来の衝撃である。

ちなみに、この「ゴリラ」の馬主は小田切光さんという人で、「オレハマッテルゼ」「エガオヲミセテ」で有名な小田切有一氏のご子息である。親子揃っての珍名マニアである。素晴らしい。馬名で初となる「ヲ」を使用した「エガオヲミセテ」は、当時本当に感心した良い馬名である。

「ナリタ」と「メイショウ」

最強馬の話になると必ずでてくるナリタブライアン、菊花賞を勝ちテイエムオペラオーと死闘を繰り広げたナリタトップロードなど、多くの有力馬の馬主である山路秀則氏は、オースミシャダイ(天皇賞・春3着)、オースミロッチ(宝塚記念3着)の馬主でもあり、預ける調教師によって「ナリタ」、「オースミ」と冠名を変えている。

テイエムオペラオーと死闘を続けたもう1頭、メイショウドトウの「メイショウ」も冠名ベスト10があれば必ず入ってくるような有名な冠号だが、この「メイショウ」は馬主である松本好雄が代表者である「株式会社きしろ」の所在地であるタコで有名な明石市の「明」と名前である「松本」の「松」=「明松」の音読み「メイショウ」であり、これは「名将」ともかけているらしい。

いやあ、やっぱり世界的には支持を得られなくとも、冠名というのは面白いので、全く無くなるのは寂しいので、どこかで続けていってほしい。なお、私の好きな冠名は今は使われていないが、チェリーコウマンなどの「コウマン」である。

小倉競馬といえばの「テイエム、カシノ」とか、面白馬名で有名な「シゲル」など、まだまだ紹介したい冠名がいくつもあるので、次回、取り上げてみたい。

著者プロフィール
このブログの運営と記事作成をしています。

Diomed(ダイオメド)といいます。1969年生まれのおっさんです。
競馬や馬券のこと、その他ギャンブルにまつわる話を思いつくままに書いています。

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