1番人気4番人気ワイド馬券
これは誰かに聞いたかどこかで見たか、そんな買い方である。それは、単勝1番人気と4番人気のワイドを買うというもの。といっても、単にそれだけを買うという方法ではない。単勝1番人気と4番人気のワイドが数レースこなかった時、次のレースで狙うという方法である。
考え方としては、こうだ。今まで単勝1番人気と4番人気のワイドがこなかったレースの最長が5レースだったとする。そして、実際に5レースこなかったら今までの記録を破ることは難しいだろうとして、次のレースでは単勝1番人気と4番人気のワイドがくるだろう。というもの。
万が一記録が更新された場合は、さすがに次はくるだろうと、その次のレースで再度買う。この時、前のレースと同じ金額を買ってもいいし、マーチンゲール法の買い方を真似て、倍の額を買うという方法もある。
確率論
考え方としては分からなくないが、コインを100回投げて表が100回だった場合でも、101回目にコインが表を向く確率は50%である。基本的には、それまでに起こった事象と次に行う事象には因果関係はないため、どのような状況であっても常にコインが表を向く確率は同じ50%である。
となると、この1番人気4番人気ワイド必勝法も意味が無いように思えるが、実際には6レース続いた事実はそれまでに無い訳で、その結果から考えてもやはり記録は破られず、次のレースで1番人気4番人気ワイドがくる可能性は高い。少なくとも今まではそうだったということだ。
ただし若干怖いのが、この1番人気4番人気ワイド必勝法はしばらくこなかった出目を買うというもので、コインの例で言うと100回ウラがきていないから、101回目に表を買うという賭け方。いくら100回表が続いても、あくまで101回目にウラがくる可能性は50%なのだ。しかし、100回も表だったのなら、そこに何かあると考えるのが普通だろう。
実はコインのウラが少し重いため、ウラが下になってしまうとか、投げている人物がイカサマをしているとか。これを競馬で考えると、しばらく1番人気4番人気ワイドがきていないのは、例えば1番人気のほうがずっときていないというなら、「こない理由」がちゃんとあるということ。
それは、例えばそれまで内枠の芝の状態が良く、内枠の先行馬が人気しているが、芝の状態が悪くなって外伸びの馬場になっているなど、人気する理由と現実があっていないなどである。しかし、こうなると次も「1番人気4番人気ワイドがこない」という可能性のほうが高くなるから、この買い方は破綻しそうだ。
馬券への取り組み方
よって、そのあたりは単に機械的に1番人気4番人気ワイドを買うのではなく、状況を見極めなくてはいけないだろう。しかし考え方としては面白い。少し違う話であるが、こういう話がある。3連勝、4連勝した馬は当然人気が出るが、4連勝、5連勝する馬が年に何頭でてくるか。こう考えると4連勝、5連勝は難しく、人気に応えない可能性も出てくるという話である。
そもそも予想して買わないため、馬券の買い方としては邪道になるが、こういう「機械的に1番人気4番人気ワイドを買う」ような買い方は、馬券の勝ち方という点では見落としがちな(科学的根拠はないが)出目や偏りといった点に着目したもので、実体として役に立つものである。
そして、これは単勝の3番人気であるとか、まさに出目論だが6枠がずっと来てないとか、いくらでも応用が利く。それも次に「買う」ほうでもいいし「買わない」ほうでもよい。何か自分なりの必勝法として何か持っていれば、スランプの脱出などには使うことができるだろう。

