AB-XY馬券
宮城昌康氏を知らなくても、AB-XY馬券は聞いたことがあるという人も多いのでないだろうか。そういう私もリアルタイムでは宮城氏の事は知らず(AB-XY馬券は聞いたことがあった。)、私が競馬を始めた平成元年あたりでは既に伝説の存在であり、逆に言えば既に忘れられた存在とも言える状況であった。
それもそのはず、宮城氏は昭和56年(1981年)に予想会社を立ち上げるやいなや失踪していまい、平成元年(1981年)に人知れず亡くなっていたようだ。 「宮城昌康」で検索してもWikipediaにその項目が無いのも寂しいが、「予想(競馬)」の項目に、スピード指数やタカモト方式と並んで主な競馬予想理論としてAB-XY方式が取り上げられているのは少し嬉しく思う。
ネットで「宮城昌康」を検索すると、検索上位に「料理記者歴40年」の岸朝子が何で出てくるのかと思ったら、なんと宮城氏は岸朝子の弟だったのには驚いた。しかし「料理の鉄人」面白かったなあ。もうあんな番組はできないのだろうか。何かとうるさい世の中だから、食材が無駄だとかクレームでもあるのだろうか。
AB-XY馬券とは
さて、本題のAB-XY馬券である。この必勝法は枠連しかなかったの頃のものなので、枠連が基本となる。その方法とは、人気枠のABと人気薄枠のXYを組み合わせて買う買い方で、買い目はAX,AY,BX,BYとなる。 先日の2018年宝塚記念なら、サトノダイヤモンドのいる2枠とキセキの8枠をABとし、人気薄で狙いたいノーブルマーズの1枠とワーザーの7枠をXYとし、枠連の12,27,18,78を買うのだ。
人気同士の枠連2-8は安すぎるし、人気薄同士の枠連1-8は来る可能性が低いので買わない。ということだろう。ちなみに結果は枠連27で決まり2,110円ついたから、大幅プラスである。(サトノダイヤモンドが来ずに、代用品で決まったのはご愛敬。)
また、これも枠連であるが、A-Z方式といって1番人気のある枠と最も人気の無い枠の組み合わせで買う方式もあり、こちらは回収率が100%を超えるらしい。 馬券の種類が増えた現代の競馬は、予想もさながら馬券の買い方が重要である。枠連の時代は、買い方といえばボックスか流ししかなく、そんな時代に買い方という観点から予想方式を唱えた宮城氏の思考能力は、やはり当時飛び抜けていたのだと思う。
しかし、宮城氏の時代とは違い馬券は複雑になり、さらに買い方には工夫が必要となる。よって、当時は存在しなかった3連複や3連単を買う場合は、氏の提唱するAB-XY方式の考え方に更なる工夫が必要となる。
AB-XY馬券の応用
そこで私が三日三晩寝ながら考えたのが、AB-JK-XY方式である。これは3連系馬券の買い方を示すもので、3連単又は3連複のフォーメーションのいわゆる1列目に人気(本命対抗)のAB、2列目に次点のJK(単穴連下)、3列目にXY(穴、注あたり)をおく買い方である。
実は、個人馬券での最高配当をこの方式で当てている。レースは平場だったので馬の名前も何も覚えていないが、買い方だけはハッキリと覚えている。3連単で単勝オッズの123番人気→456番人気→789番人気のフォーメーション27点買いである。
これが、3番人気→5番人気→9番くらいで決まって3連単は30万くらいついたように思う。最高配当が予想して買ったものじゃないのはちょっと情けないが、逆にいうと予想してこのレベルの配当を当てるのは実際難しいんじゃないかとも思う。
その時はAB-JK-XY方式で買うという意識はなく、なんとなくそうやって買ってみた結果だったのだが、きちんと予想もした上でこのAB-JK-XY方式を馬券に反映させることを意識することが大事なのだろう。

