本命派と穴派
馬券を買う者は大きく分けて本命派と穴派に分かれるが、どちらが勝てる確率が高いのだろうか。昔の馬券生活者のイメージは、堅い馬券にドカンである。競艇でも同じように何ヶ月かに1回だけ、これは間違いないというレースに百万単位で賭け、それだけで一年を暮らしている人がいるという話もある。
一方、巷間を賑わしたいわゆる「ハズレ馬券経費裁判」の人たちは、自動購入のケースと、その都度自分で購入しているケースの両方のようだが、どちらも穴馬からの多点買いのようだ。
となると、本命狙い、穴狙いどちらも勝てるという結論になるが本当にそうなのだろうか。雑誌やネットでも「本命でないと勝てない」「穴狙いでないと勝てない」両方の意見があるから質(たち)が悪い。
やはり穴狙いが優勢
ただし、ネットの意見などにザッと目を通した感じは「穴狙いでないと勝てない」派の方が優勢であり、実は私もそう思っている。何故か。その理由は簡単である。「本命派の私が勝ってないから」である。
では、それが分かっていながらなぜ穴派にならないか。これは自分の弱さからきているもので、的中率が下がってしまうことや、なかなか人気馬を切れないからだ。
しかもタチの悪いことに「よりによって、それでも勇気を振り絞って切った人気馬が来てしまう」という事もしばしばあり、その印象が強く残ってしまう。 また「穴狙い」が優勢なのは他にも理由がある。人気馬、人気の買い目は「売れる」からだ。
馬券購入者の多数は本命派だが、これは馬券購入者の目的が当てることにあるわけだからそうなるのは当然である。そして、人気馬は新聞の印、オッズなどで本来の人気より人気がでているのは明らかで、これは株などとも同じことあり、そうなると期待値・回収率とも悪くなるのは当然である。
自分に合っている方を選ぶべき
やはり「穴派」でないと勝てないという結論になりそうだが「本命派」でも勝っている人はいるはずなので、結局は自分に合った方を選ぶべきであろう。 ただし「自分に合った」というのは、自分の考えに近いとかしっくりきて好ましいのではなく「自分が選択した場合に勝てる可能性が高い方」をもって、「自分に合った」ものとすべきである。
私なんかは強い馬が強い勝ち方をするのが好きなので、どうしても本命派になってしまうのだが、それでこれだけ負けているのだから「本命派」には合ってない。ただ「穴派」に鞍替えする場合、今までとの買い方をかなり変える必要があるが、これが難しい。
もちろん検討方法や買い目の決め方も変えなくてはいけないのだが、なんといっても資金の投入方法や買うべきレースの選び方、絞り方を変えなくてはいけない。 結局、「本命派」「穴派」どちらが勝てるかという問題ではなく、「今、自分がどちらなのか」そして「それで結果はどうなのか」を分析し、そのまま続けた上で改良するか、鞍替えするならどうやって変えるかということになりそうだ。

